「Lie-To-Me」

最近話題のチャンネル10の番組に“Lie To Meと言うのがあります。本来はDont Lie To Meとしたかった作家がLie To Meに題名を変更した理由は視聴者を完璧にひきつけるトリッキーな英断。「うそついてごらん!(でもバレちゃうよ)」と言う意味あいです。上記の番組はカリフォルニア大学のエクマン教授の「ある一定の質問をした場合の顔の表情が最も内面的な感情を映し出す」と言うセオリーを元にしたドラマです。 最近アメリカの大学で男女の学生を対象に行われた実験でテーマが「あなたの本心を相手に悟られないように上手に隠して下さい」と言うのがありました。この実験の面白い所はうそをつくように依頼された対象者の視線や態度から人間がうそをつくパターンを探ろうと言う所。結果、男女の間にはっきりとした格差が現れて実験結果は思いがけずに面白い統計が取れました。

 

<男性に「本心」を隠せと指示した場合>男性の場合は質問者と眼を合わせないように視線を外し、肝心な事柄に質問が及ぶとオドオドと動揺したり、突っ込んだ質問をされると不自然な会話や不必要と思われる会話を付け足したりして賢明にごまかそうとする人が非常に多かったそうです。 要するに男性は多弁になり、不安感が増大した場合はしゃべることで安心しようとする傾向が見られました。

<女性の場合>は「本心」を隠せと依頼されると、質問者の顔をじっと見、目をそらさなくなりました。女性は会話の数を減らそうとし、何も語らなくなり、「相手をじっと見る」ことで心理的なプレッシャーや相手からの追及をかわそうとする傾向が強く見られました。 うそをついている男性は視線を合わせることでばれてしまうのではないかと目を逸らすけれど会話数は増え、逆に女性は視線を相手から逸らすことによって相手に何かを悟られてしまうのではないかと考え、質問者から視線が外せなくなるという結果です。

 

浮気が発覚した場合の対応法や責め方にも男女の差は出てきます。男性は浮気をした本人よりも浮気の相手、同性のオス同士で戦い、女性はむしろ浮気をした男性に憎悪が向くようです。 言いたいことが言えずに相手がうそをついている、浮気をしているのを十分に知りながら何の対処方法も取らないならあなたのそのカルマが回ってきます。だんだん誰も信じることが出来なくなります。二人の間に歴史と呼べる楽しい期間があったのなら冷静に話し合ってみることです。歩み寄れない違いがはっきりしたら自分自身の力で前進する道を探すことです。そんな時大事なのが正直な友人たち。辛らつな意見を吐いてもいつもあなたの心のサポートをしてくれる友人が一体何人いるか…彼や彼女はいくらでも取替えがきくけれど、何でも言い合える友人はかけがえのない宝物です!

クリスタル

 

占い暦40年以上、

オーストラリア・シドニー在住の日本人カウンセラー

 

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