「クリスタル①」

今月から2回にわたって、クリスタルについて書いてみましょう。クリスタルと言う言葉はそもそもフランス語のcristal(氷のような鉱物)から来ています。ヨーロッパでは「氷の化石」、中国では、水が結晶したもの=水晶と呼ばれるようになり、日本では室町時代に「水の精が宿る石=水精」と呼ばれて日本の国石となりました。水晶は一定周期で振動すると言う電気的特性があり、この特性を生かして時計等に使われてもいます。 水晶の世界共通の合言葉は「水」。水には色々な作用がありますね。汚れを落として清める、あるいは口にすることで体内の調節を図り体の状態を安定させて、生命の維持と成長を促します。水は全ての物になじみ、主になるものを引き立てたりもします。そして体に良い水は万能薬でもあります。その水の結晶と言われるクリスタルは、パワーストーンの中で万能薬なのです。

 

クリスタルは形状や内包物により効果が微妙に違います。 種類をあげてみると、①クラスター:これは水晶群昌という意味で、大小様々なポイント状のクリスタルが群生しひとかたまりになっている原石のことです。効用は万物のネガティブなエネルギーを吸収し、清浄し、調和の取れた環境を作り出します。 ②ダブルターミネーター:両剣水晶のことで、結晶の両端にはっきりしたポイントが見られる水晶のこと。理想的なクリスタルの形で、主に瞑想する時に握ったりします。③ファントム:山入り水晶のこと。クリスタルの原石の中にポイントに向かって白い山のような層が幾重にも見られるクリスタルの原石。石の成長を表すいわば年輪のようなこの石は、人生の困難を乗り越える方法を示し再生力を引き出します。より深い瞑想用。④レインボウ:虹入り水晶。クリスタルが成長するときに出来た内側の亀裂に光が当たったときに虹が現れるもの。傷ついたり落ち込んだりしたときのマイナス思考をプラスに転換してくれます。 ⑤ツイン:2つのポイント状のクリスタルの原石がほぼ平行に寄り添うように形状されたもの。 人間関係の調和、パートナーとの絆を深めます。

 

クリスタルの効用としてー幸せを呼び込み、強い浄化作用と治癒力があり、潜在能力を引き出して豊かな自分になれるように誘導し、今までの悪い気をクリアし、冷静な判断力を与える助けになり、沢山使用することによっての相乗効果も期待できるとまとめることが出来ます。 何よりもクリスタルを直接肌に触れさせる(ブレスレット、ペンダント、指輪等)ことによって内臓の働きを活性化されるという調査報告も届いています。(来月号に続く)

クリスタル

 

占い暦40年以上、

オーストラリア・シドニー在住の日本人カウンセラー

 

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