「国民性①」

今月と来月は「国民性」についてのお話です。私のところに占いに来てくださる方のご質問の半分はインターラブ、つまり「外国人の彼・彼女」との恋愛関係についてです。どうやったらもっと意思の疎通が図れるのか? 彼・彼女は本当に自分を愛しているのか? 将来・今後を考えてくれているのか? 遊ばれているだけなのでは? 前の彼・彼女ともまだ連絡をしているのはどういう意味? 等々、大きな島国の日本から来ている私たちには、パートナーの態度が理解出来ないことが多いですよね。オーストラリアに来てもすぐに英語学校に通い、ワーホリビザですぐに見つかる日本人関係の職場を選んでしまうことの多い私たちは、英語環境で過ごそうと思ってもやっぱり日本文化のオブラートに包まれて生活しています。そんな中で出来た外国人の友人や彼・彼女に対して、つい日本感覚の常識で理解しようとする、または、相手がいい加減な人間でも逆に無条件に受け入れてしまったりします。 実は、恋愛・人間関係を健全にそして相手をしっかり理解するには相手がどこの国の出身かが重要なポイントになる場合が非常に多いのです。出身地の違う日本人の風習でも色々違いますよね。そして長続きする結婚相手はやはり同じ環境で育った人のほうが良いとの統計も出ています。

 

相手を知ることは相手の国を知ること、習慣、宗教、歴史を知ること、特に戦火をくぐった国、まだ国情が安定していない国、長い宗教戦争が続いている国や元共産圏出身の相手はたとえこちらに長くいたり、こちら生まれであろうと、自分より年上の家族がいる限り、いざ恋愛⇒結婚となると自国の風習が強く前面に打ち出されてくるものです。ここでちょっと、ややステレオタイプでアカデミックな分析ではないのですが、大まかな国民性を列記してみましょう。日本人は「礼儀正しい」、韓国人は「激情的」、中国人は「常に商売を考えている」、アメリカ人は「名誉を重んじ自国崇拝」、ロシア人は「策謀家」、ドイツ人は「哲学的」、スペイン人は「陽気」、フランス人は「神経質な芸術家」、オランダ人は「秩序を重んじる」、ポルトガル人は「温和」、アラブ人は「権利主張が強い」、ニュージーランド人は「飲むと闘争的になる」、イギリス人は「喧嘩っ早い」、アイリッシュは「いつも政治の話ばかり」、イタリアンは「楽しいなら何でも好き」、ポーランド人は「短気」、、、、? 現在では国民性は遺伝子で決定されたものと言う説は信憑性に欠けるとされていて、むしろその民族が居住する場所の地理的環境(温和か過酷か)と歴史的要因(独立国か従属国か)等に起因すると考えられています。(つづく)

クリスタル

 

占い暦40年以上、

オーストラリア・シドニー在住の日本人カウンセラー

 

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