「夢」

<夢の話> 夢なんて見ないよと良く言う人がいますが、実際には人間は1晩に3~5つの夢を見ています。でも実際に起こった事象ではないので朝にはすっかり忘れてしまっているだけです。睡眠には深い眠りのノンレム(脳の眠り)と浅いレム(身体の眠り)があって夢はレム睡眠時だと言われています。ノンレムとレム催眠はサイクルの様に繰り返されだんだんレム催眠の時間が長くなります。3時間以上の睡眠の最後に訪れるレム催眠中に見た夢を起きた時に覚えているのです。では、夢の役割ってあるのでしょうか?はい、あります。それは「リラクセーション」です。人間は(覚えていなくても)夢を見ながら毎日の生活の中で脳に与えられた情報を必要・不必要とに分けて処理・整理しているのです。だからこの過程が正しく行われていないと、ストレスがたまってしまうのです。

 

理想的な睡眠時間は6~9時間ですが、6時間以下でも平気な人をショート・スリーパー、9時間以上ないとだめな人をロング・スリーパー、通常の人(6~9時間の間)をバリアブル・スリーパーと言います。 ロング・スリーパーの代表は1日少なくとも10時間は眠っていたと言われるアインシュタイン、ショート・スリーパーでは3時間以内で十分だったナポレオンやエジソンがいます。この違いが出て来る理由は主に脳の疲労度の違いで、つまりショート・スリーパーはストレスが少ない、外交的、悩み事が少ない、自信家で、ロング・スリーパーは深く思考する、ストレスが多い、内向的、神経質な人と言うわけです。

 

最後に「金縛り」について=金縛りとは「霊の作用」を別にすると、レム睡眠時に脳だけが目覚めてしまって、身体は眠ったままの状態のときに起こります。そして眠りについた直後か目覚める直前が多いのです。少しだけ眠ろうと仮眠を取った時に金縛りにあうことが多いのはこのせい。本当は身体を休めたつもりでも実はもっとストレスがたまっていることが多いのです。質の良い睡眠を取るために自分に合ったリラクセーションの方法を遂行すれば、常に明るく若々しくいられるのですよ。

クリスタル

 

占い暦40年以上、

オーストラリア・シドニー在住の日本人カウンセラー

 

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