「心と体の健について」

健康「Health」の語源は「全体」という意味のアングロサクソン語。「Whole」＝すべての、「Hale」＝健全な、「Holy」＝神聖な、とが混合合体した言葉です。治療する＝Cure、と看護する、心配する＝Care、はラテン語から来ており、治療するということは「気にかけて、治療する」という意味になります。薬や医学のMedicineもラテン語のMedicinaから来ていますが、Remedy（治療、矯正）＋Meditate(瞑想する)＋Measure（測定する）が合体したものとされています。

それでは「健康」って何でしょう？辞書では、①異常があるか無いかという面からみたからだの状態、②体に悪いところがなく、丈夫なこと、また、そのさま。③精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。とあります。WHO（世界保健機構）の健康の定義では、「完全な肉体的、精神的、及び社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」と定義（昭和26年）

この後新たに「（魂、霊的な）という表現を加えてはどうかという意見が出された後、「完全な肉体的（Physical）、精神的（Mental、Spiritual）、及び社会的（Social）、福祉のDynamic（生き生きと生きる）な状態であり、単に疾病の存在しない事ではない」という改正案を採用しています。注目すべきなのは、このSpiritual（霊的、霊魂の）という概念を入れた所。健康の確保において、生きる意味、生きがいの追求が非常に重要な位置を占めているとの考えから提起されている所でしょう。健康とは、だから、単に、自分の体と心が良好というだけではなく、社会的な達成感もあり、その上で生きがいを感じられるか、そしてより深く、その魂や生きる意味までを対象に考えること、それらが互いにバランスを保ち、円滑にかつ機能している状態を広い意味での「健康」と言うのです。

その上で、通常の「医学」だけに答えを求めず、医学以外に、医者でも治せなかった症状や、何の器具も使わずに手わざや、俗に言うHealing、占い、カウンセリングを含めて良くなる事は、自分の潜在的な治癒能力を引き出し、自分自身で今の人生を良く「治す」底力を発揮して、それを信じる姿勢、祈りの力を加わえ、日々「体と心のバランス」を取ることが、いかに健康に取って大事になるかが大きな意味での「生きがい」につながる事を忘れずに、ソース（Source）は幾らでも、どこからでも、自分の為に使って、あなたの求める、幸せな人生を送って欲しいものと思います。