「数字― 完全数について」

ギャンブルと言えば、数字と言う事で、以前にも数回にわたって数字の不思議話等をご紹介してきましたが、今回は「完全数」についてのお話をしましょう。完全数というのはウィキによりますと、「その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数の事」とあり、数字にうとい私には何だかちんぷんかんぷんで理解が出来ないのですが、それはともかく、一番小さい「完全数」は「6」。「6」は1+2+3の和で、この1、2、3は約数と言われるものです。完全数は6から始まって、28、496、8128,33550336、8589869056・・・と続くのですが、それはさておき、一番小さい完全数の「6」にまつわるお話を進めましょう。旧約聖書によると、「神は6日間で世界を創造した」と記させており、内容は、1日目:暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た、2日目:神は天(空)を作った、3日目:神は大地を作り、海が生まれ、地に植物を生えさせた、4日目:神は太陽と月と星を作った、5日目:神は魚と鳥を作った、6日目:神は獣と家畜を作り、神自身に似せて人を作った、7日目:神は休んだ、とあり、キリスト教、ユダヤ教関係では「6」は、まさに、特別で、非常に重要な数字なのです。

 

次の「28」は、古代ギリシャで、神秘的な数字として、崇められていたと、文書に多数の記載があります。ちなみに、なんと紀元前2600年の昔々に、古代ギリシャの数学者たちは、すでに、6、28、496、8128の4つの完全数を発見していました。紀元前2600年ですよ!?

さらに宗教的な説明を進めると、預言者ヨハネの福音書の第1章、1~18節は、「496」の完璧な音節から出来ています。物理学者のジョン・シュワルツとマイケル・グリーンが「超弦理論」の数式分析の途中で、突如「496」の完全数がふたりの(計算上の)目の前に現れ、それによって、相対性理論と素粒子が結びつき、この瞬間に、実際に雷鳴がとどろき、2人は「神の法則」に近づいたと確信し、「神」そのものを実感した・・・という逸話が残されています。

 

そうならば、神様は、こういった数学的、物理的な要素も含みこの世をお作りになった・・・と言う確固たる証明になるのでしょうか?完全数を初めとする、数字に関するミステリーはまだまだ沢山あります。実際に生活していう上で、たまに、この世の始まりや、当たり前に使っている「数字」を違う角度から見てみると、案外面白いかもしれませんね! 

 

クリスタル

 

占い暦40年以上、

オーストラリア・シドニー在住の日本人カウンセラー

 

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